PPL2008

今日まで3日間、PPL2008 に参加してきた。先輩の id:syd_syd さんや指導教官のY先生をはじめ、ocaml-nagoya の人達や id:msakai さんなどがいらっしゃったので、あまりアウェイな感じはしなくて楽しかった。自分の発表は、ポスタに書いたプロパティに致命的なミスがあったことをのぞけばまぁそれなりにしゃべれたと思います。でもさすがに緊張したわ。頭いい人が多すぎる。
それから、発表が全体的にフランクな感じでよかったなーと。Haskellアスペクトしようってのをやってる人がいたり、LMNtalで検証を行ってみたり。Haskellアスペクトってのは(言葉が悪いけど)誰でもすぐ考える、と思う。けど僕は(明らかにめんどくさそうなので)実装どころかそのあたりを調査してみようとさえ思わなかった。とにかく手を動かすってことは大事だなぁと思った。

カテ1・2の話。みなさんの発表を聞いていて、型を使ってどうこう的な話がとてもおもしろいと思ったので、これからは主にそのあたりを勉強していく予定。あとカテゴリとか information-flow 的なものにも手を出す予定。やっぱりこういう集まりは刺激になっていいですな。ただ、誰と話していても明らかに僕の知識が足りてないことを自覚させられてへこんでしまうので、やっぱりよくないのかもしれん笑。部屋が同じになった東北大M1のKさんの発表が個人的に面白かった。国際会議に採録されたそうなので、そのうち読みますといったら、むしろ小林先生の Quasi-Liner Types ってのを読むことをおすすめされた。今度印刷しよう。

ショートの話。id:yoshihiro503さんがお茶っ子の coqer(garnier?) を見つけて感激していた。coq がなにかを知らない状態から始めてcoqのソースに手を入れたとか。ワォ。

懇親会の話。最初は東北大のSさんと話をした。僕のポスタも見てくれいて、面白そうといっていただけた。優しいお方だ。その後で、あのS井先生と(少しだけ)話す事ができた。東北大な方々との雑談を聞いてたのが主ですが。今後はソリューションとかwin-winとかいうと、1万円以下の罰金または1ヶ月以下の懲役が課されるらしいので気をつけないといけません。
S先生方が部屋に戻られたあと、id:yoshihiro503さんと id:msakaiさんと3人で少し Haskell プログラミングをしたりした。GADTを使って型で制約を書こうというような感じ。これもおもしろかった。id:msakaiさんはやっぱりすごいなー(知ってたけど)。しかも数学はほとんど独学とのこと。信じられなーい。

3日目はお昼で終わりなので、7時半の飛行機までの時間で松島にいってきた。開放感からか寝てないせいか、無駄にテンションが高かった気がする。ウミネコかカモメか判別がつかない的なことをぎゃーぎゃー言いながら写真撮りまくってた。端からみたら若干危ない人だったと思う。

それから今回の旅行(?)が人生初フライトでした。離陸するときの加速度がすごい。もう10Gくらい(適当)。というかあんなものが飛ぶなんて信じられないよね。帰ってきたときにジャンボジェットを見たけど、あれが飛ぶなら東京ドームでも頑張れば飛ぶんじゃないだろうか。飛行機グレイト。ライト兄弟グレイト。

なんかいろいろ書き忘れている気がするけど、とりあえず眠い頭で思い出せることを列挙してみた。で、結論。相当楽しかった。それと周りの人が相当優秀なので、少しくらいはその人達に食いついていけるように勉強しないといけないことを再確認した。今年の目標はid:syd_sydさんやY先生とちっとはまともな議論ができるレベルに達することです。